日記・コラム・つぶやき

2009年9月 6日 (日曜日)

宝在心

上杉家家訓16カ条

宝在心

一、心に物なき時は心広く体泰なり

一、心に我儘なき時は愛敬失わず

一、心に欲なき時は義理を行う

一、心に私なき時は疑うことなし

一、心に驕りなき時は人を教う

一、心に誤りなき時は人を畏れず

一、心に邪見なき時は人を育つる

一、心に貪りなき時は人に諂うことなし

一、心に怒りなき時は言葉和らかなり

一、心に堪忍ある時は事を調う

一、心に曇りなき時は心静かなり

一、心に勇みある時は悔やむことなし

一、心賤しからざる時は願い好まず

一、心に孝行ある時は忠節厚し

一、心に自慢なき時は人の善を知り

一、心に迷いなき時は人を咎めず


一、心に物なき時は心広く体泰なり
「腹に一物(いちもつ)背に荷物」などと云われるように、腹に一物あると、それが重荷になる。心に物なき時は、こだわりを持たず心が広く伸びやかになり、身体もまた安らかである。

一、心に我儘なき時は愛敬失はず
我儘(わがまま)な心を持たないならば、人にも柔らかく接することができ、人を慈しみ敬う心(愛敬:あいぎょう)を失わない。

一、心に欲なき時は義理を行ふ
欲心がないからこそ、義理の道を行うことができる。上杉謙信は領土欲を持たず、大義によって動く人であった。

一、心に私なき時は疑ふことなし
人を信ずることができずに疑うのは、私心のなせる業(わざ)である。私心を去って万事に対すれば、無用の疑念は起こらない。

一、心に驕りなき時は人を敬ふ
驕(おご)り高ぶる心がないとき、人の真価を認めることができ、人を敬うことができる。

一、心に誤りなき時は人を畏れず
心にやましいことがないならば、何人(なんぴと)をもおそれることはない。

一、心に邪見なき時は人を育つる
邪(よこしま)なる心とは、横に流れる心。天地の心を縦に貫いて生きるならば、その生き様をみて周りの人が自ずと育っていく。

一、心に貪りなき時は人に諂うことなし
貪(むさぼ)り欲しがる心を持たなければ、人に諂(へつら)いおもねることがない。

一、心に怒りなき時は言葉和らかなり
心に怒りを持たなければ、言葉は和(やわ)らかである。

一、心に堪忍ある時は事を調う
何事も堪忍の心で堪え忍ぶならば、物事を調えることができる。

一、心に曇りなき時は心静かなり
心が曇ると、心が立ち騒ぐことになる。明鏡止水の心境で、心静かにいることが重要である。

一、心に勇みある時は悔やむことなし
物事を果断に実行する際には、勇気をもって行うことである。さすればうじうじと悔やむことはない。

一、心賤しからざる時は願い好まず
心癒しからざる時、つまり心が気高さにあふれている時は、ことさらに願い事をすることもない。さすれば、上位の者にこびらうこともない。

一、心に孝行ある時は忠節厚し
親に孝行する心があれば、主君に忠節を尽くす心も厚いものである。

一、心に自慢なき時は人の善を知り
自慢の心がないならば、他人の善をよく認めることができる。

一、心に迷いなき時は人を咎めず
心に迷いがなければ、人を咎めることもない。人を咎め立てするのは心の迷いのなせる業(わざ)である。

|

2009年7月18日 (土曜日)

惨事

北海道大雪山系遭難事故。
10人が死亡した。
トムラウシ山で8+1、美瑛岳で1。
夏山遭難としては、前例のない惨事。

天候が悪かった。
雨、特に風だ。
体感は零下に等しかったのではないか。
低体温症で倒れた人が多かったようだ。
真夏に凍死したわけか。

公募のツアーに、全国から中高年の山好きが集まった。
技量も、体力もバラバラ。
唯一同じなのは、スケジュール。
ガイドは雇われ人だ。

一番弱い人のペースに合わせるというは難しい。
後の日程が詰まっていて、無理をしたのかもしれない。
カネを払って、遠くから来たのに、天気が悪いくらいで昇らないで帰れるか…。
次にいつ来れるのか分からない。

引き返して、どこに泊まるというのか。
そこからどうやって帰るの。
料金は払い戻してくれるの。
どうせ歩くなら予定通りに進んでも同じじゃあないか。

そんな無理が、どこかでたたった。
結局、集団で動くのではなく、散りぢりになって倒れていった。
山好きなだけで、山屋の基本を分かっていなかった。
山好きなだけで、命の重さを分かっていなかった。wave

|

2009年7月 7日 (火曜日)

ブーム

7月1日を期して、徒歩通勤から自転車通勤に切り替えた。

会社が真東にあるから、正面から夏の太陽の光をサンサンと浴びる。
緑陰を選んでも、汗がどうにもならない。
会社到着時にはビッショリで、冷房で冷やされて、風邪をひくという悪循環。
ならば、ジャケットをたたみ、風に吹かれて自転車通勤の方がいいだろう。

去年に比べて、自転車通勤が増えた。
ブームというのは本当のようだ。
随分、お高いであろうフレームの、いわゆるクロスバイクで吹っ飛ばしていくお兄ちゃん。
小径の自転車も多い。
そんなに猫背で乗ると、危ないよ。
腰も痛めるし…。
他人事だから、余計なおせっかいはしない。

エコだか何だか。
流行でも何でもいいが、右側通行はやめてほしい。
車道の右側通行って何なんだよ。
警察官も注意ぐらいしろよ。

許されるのは車道の左側通行→歩道の左側通行まででしょう。
わたしなど、公園の中でも左側通行しているって云うのに…。

こんなので3人乗りなんて、あっという間に怪我する子どもが出る。
そうなってからでは遅いと思うんだがなぁ。
警察庁さん。

|

2009年6月18日 (木曜日)

落下物

最近、落ちてくるもの。

オタマジャクシ。
カエル。
小魚。
麻生内閣の支持率。
…。

不思議。

オタマジャクシも、カエルも降ってくるのだから、卵でも降ってよさそうなもんだ。
あれがゾロッと降ってくるのを考えると、決して気持ちいいものではない。

オタマジャクシになって、空に昇ったのか。
カエルになって、落ちてきたのか。

いずれにせよ、淡水系だ。


先日、警視庁のヘリコプターの窓枠を、何と高度600㍍から池尻上空で落とした。
2㎏ぐらいあるらしい。
けが人はないようだけれど、あれは、どこへ行ったのだろう?

|

2009年6月 3日 (水曜日)

スカート

某鉄鋼メーカーの支店長「この街、スカートで自転車に乗ってる女性が多くないですか?」

そういえば…。
今朝、公園の中、タイトスカートで立ちこぎしている若い娘がいたなあ。

支店長「あれって、気になるんですよねえ」

確かに、目のやり場に困る。
危なくないのかしら。
本人は、気にならないのかね。

無頓着?
無防備?
無意識?
無鉄砲?

中学生ぐらいだったと思うが、小学校時代の同窓会ってのが、どこかの公園であった。
あこがれていた女の子がスカートまくり上がるのをモノともせず、はしゃいで自転車乗っていて、結構ショックだった。
そんなことを思い出した。

|

2008年12月26日 (金曜日)

長蛇の列

日本マクドナルドの店舗で新商品が発売された際、行列に動員したアルバイト約1000人が入っていたそうな。
「サクラ」だった分けだが、一店舗の売り上げで最高記録を更新―と発表したいた…。
だから、どうしたの?

「騙された!」「許せない!」ってか?
ハンバーガーがどのくらい売れたかなんて、大したことじゃないでしょ。
そうやってマスコミに取り上げて欲しい、マクドナルドはそういう会社なんだってことが分かれば、それで十分。

何かの裁判で、傍聴席を確保するために、何人並んだなんて騒ぐけれど。
あれ、ほとんどマスコミが抽選に並ばせるバイト、あるいは社員。
それを「●●●人が傍聴席を求め、長蛇の列を作った」なんて。
それと、今回のマクドナルドと、どう違うのか。

下らないところに底の浅いいかりのエネルギーは使っちゃダメ。
勿体ない。

|

2008年10月22日 (水曜日)

給食

船橋の小学校で小学校6年生の男子が、給食のパンをのどに詰まらせて死んだ。

不幸な事故だ。

小6年の給食なんて、教師が見張っているわけない。
子どもを亡くしたつらさは理解するけれど、教師の監督責任―というのは、筋が違う。
慌てて食べた子どもの、自己責任。
その責任は、育てた親にかかってくる責任だ。

正月に持ちをのどに詰まらせて死ぬ人がいるけれど、それと変わらない。

なぜNHKは公休の電波を使って、「給食を早く食べる競争してたんじゃないか」などとくだらないこと流すのか。
早食い競争していたって、それも学校の責任じゃないでしょ。
給食の時、そういうことしてたでしょ。
NHKの記者も、デスクもそんなことも経験してない優等生だった分けじゃないでしょ。

給食も教師に監視されたいのか。

パンが大きかったって?
なんでこんなパンにしたかって?
ホントにマジにそんなこと考えてるの?

日本を必要以上に悪くするから、そんな報道はしない方がいい。
無茶な食べ方すると、死ぬことだってあるんだ―ということを啓発するだけで十分のはずだ。
そういう危険があちらこちらにあるのがこの世界だってこと。

|

2008年9月10日 (水曜日)

3人乗りで歩道を走るか?

お願い。
自転車は車道を走りましょう。
歩道はやむを得ない事情がある限り、走らないで。
自分を守り、歩行者を守るためです。

道を歩く、自転車で走る、自動車で走る―つまり、移動する上での優先順位とは―
第一は自分の安全。
その次は、歩行者の安全。

自転車を軽車両とする限り、車道の左端を走るのがマナー。
この町は、歩道を右側通行でぶっ飛ばす自転車とか、はたまた車道の右側を突っ走ってくる=つまり自分と正対してくる=自転車の多いこと、多いこと。

本当に危ない。
加えて、歩行者信号で交差点を横断する人も。
自転車を降りて、歩いて渡りなさい。
それがマナー。
スクランブル交差点で歩行者と自転車が入り交じってるのは、目も当てられない。
自転車に乗ったままなら、車道側の信号に従わないと。
ここを理解していない車の運転手も多い。
特に、タクシー。
自動車を運転することを職業とするなら、少しはマナーも考えて欲しいよな。

自転車業界が3人乗りの自転車を考案しているって。
それで車道を走る決心があるんだろうなあ。
歩道を走って歩行者とぶつかり、倒れたりでもしたら、いっぺんに4人が怪我するよ。

|

2008年8月29日 (金曜日)

返し技

どこかの経済新聞の産業部長(超エリートだぜぃ!!)が酔っぱらって帰宅中、職質を受けた巡査部長を背負い投げしようとして、公務執行妨害で現行犯逮捕された。
いっぺんに酔いも覚めたろう。

同僚諸君。
どうも「官憲」とみるや強気に出る傾向があるね。

それでも背負い投げってところがすごい。
一本取れればなおよかったのに。
返し技で逮捕ってのは哀しい。

「官」でも、「官僚」には弱いんだよね。
とくに、どこかの経済新聞はねえ。

|

2008年8月20日 (水曜日)

ランナー

体幹。
快感じゃない。

「体幹ランニング」とは何か。
広辞苑で引くと「胴体」と書いてある。
胴体を使って、走る―と。
胴体を足の力で運ぶと考えるのは誤り―と。

すぐ感化される方だから、走ってみた。
丹田を意識し、骨盤を前傾させ、背中の肩甲骨を合わせるように胸を張る。
すると腰が脚を動かすようになり、腰のねじれは腕を振らせる。

これでいいのかな?

確かに、身体が軽く感じられる。

いいじゃん。

走ろう。
また一人、オジサン・ランナー誕生。

|

2008年8月 7日 (木曜日)

ニャロメ

赤塚不二夫さんが2日、亡くなった。
合掌。

バカボンのパパは「これでいいのだ」と言って、すべてを無に帰した。


でも、わたしは問いたいのです。
「これでいいのか?」と。
「ほんとうにいいのか?」と。

|

2008年8月 4日 (月曜日)

日韓

不動裕理は調子を落とし、宮里藍は追いつけなかった。
全英女子オープンは不動との対決を抜け出して韓国の申智愛が初優勝を飾った。
先日のJリーグ・オールスター。
初めてJリーグのオールスターチームと韓国のKリーグのオールスターが激突。
3ー1でKリーグが勝利した。
いつもの日韓戦と同じように、日本が中盤を制して、きれいなパスは出してみせるが、ペナルティーエリア内で執拗にゴールマウスを狙うシュートを放つ韓国が結局は勝つ。
日韓は彼我か。
竹島然り。

|

2008年7月30日 (水曜日)

通り魔

彼らの行動は、なぜ社会構造や為政者には向かわず、無防備な者に刃物を突きつけることに向かうのか。
「誰でも良かった」と。
彼らの言葉はなぜ「左翼的」にならず、「右翼的」になるのか。


「誰でも」って、どうしてその中に「自分」は入らないの?
なぜだ。

|

2008年7月27日 (日曜日)

握手

「じゃあ、元気でね」
と言われ、差し出された右手。
白い、シミの浮き出た手。
ぐっと詰まった。
生きているうちに、もう一度手を握れるだろうか。

父と仲の良い3人がレンタカーを使って旅をしている。
偶然、私の住む街に来た。
若い2人が(若いといっても50-60か?)ハンドルを握り、父とその人は後部座席。
花を見て、温泉へ。
古い建物を愛で、写真を撮る。

しゃんと背を伸ばし、極め付きの紳士。
京大から、海軍兵学校・・・。
ハーレーのオートバイを見て、「あれに憧れたよね。もう乗れないよね」。
杖をつき、歩くペースはゆっくり。
でも、姿勢の良さは昔通りだ。

・・・思いのほか強い握力。
まだ、暫く大丈夫か?

人生を考える。
そんな夏の一日。

|

2008年7月 6日 (日曜日)

基本動作

札幌のピースウォークで、ロイター通信のカメラマンが逮捕された。
おバカさん。
僕らが現場にいたころ、まだまだ成田闘争の残滓が残っていた。
時折あるデモ取材の基本動作として、デモの隊列と機動隊の隊列の間に入ってはならないと教わった。
写真が撮りにくくなるし、危険だからだ。
どちらかの当事者になりかねず、双方から狙われる可能性もある。
その基本をこのカメラマン、知らなかったのか。
怒って、警官を蹴ってどうするの。

ひとり退場。

デモで捕まるためにやってくる人たちがいる。
機関紙に不当逮捕とか、弾圧とか書かれれば、しばらくの間は英雄扱いされる。
●●君、奪還の戦いを・・・。
なんてね。

機動隊だって、少しは成果をあげなくちゃ。
北海道出張で、一体何してたんだといわれかねない。
だから、互いに阿吽の呼吸もあるのさ。

そんなところにロイターのカメラマン。

あーあ。

|

2008年6月20日 (金曜日)

天窓

杉並で校舎の天窓を踏み抜いた小学生が落下し、死亡した。
学校の安全管理に問題があった…?
そんな記事が各紙に載っている。

でも、天窓に乗る小学生が悪いでしょ。
つまり天窓に乗ってしまう小学生を育てた親が悪いんでしょ。
教師が教えなくても、普通、天窓なんてーのには乗らないの。
乗っちゃいけないものと考えるでしょ。
完全に、小学生側のミス。
ほかには考えられない。

NHKという放送局は、ほかの天窓にも児童の足跡があったと、鬼の首を取ったようにニュースを流している。
さらに学校の管理責任が問われると…。
天窓を作った会社に取材して、「誰かが乗ることを想定していない」ってコメントを取った。

そんな天窓を作るのが悪いって?
子どもが乗っても割れない天窓にしろということかな?
学校から天窓をなくせというのか?
教師がちゃんと教えてないって?
天窓を柵で囲むか?
天窓に乗らないのは常識でしょ。
こんなバカなニュース報じるNHkにいったい誰がしたんだ。
経営委員会はNHKは「国益」を考えろなんて言う前に、こういうところを注意してほしいよね。

|

2008年4月 7日 (月曜日)

自転車

折りたたみ自転車を買った。
最後までBD-1とどちらにしようかと悩んだが、決定的だったのは「BD-1はその年では転倒しやすいよ」という店長の一言。
ということで、BROMPTONのM3Rを購入。
色は赤。

正統派はブリティッシュグリーンだろう。
心が動いたけれど、目立つ方が良い。
逆に盗難に遭いにくいんじゃないか―と。
「わたしもこれ欲しいんですよ」という店長に組み立て方としまい方を教わり、家まで走る。
この地で初めて自転車に乗った。
いいねえ、この風が。

玄関の前で初の折りたたみ。
何とか苦労して成功。
部屋の中に持ち込み、新聞紙を敷いて、その上で組み立てては折り畳む練習開始。
できるだけ、手際良く、早く。美しく?
ビリーブートキャンプみたい。
汗かいた。

何とか、コツをつかんだところで、再び外へ。
早速、近くの公園まで
坂を上る。
球場をぐるっと回り、帰りは坂道を下る。
新しい自転車でハイになっていたのか、疲れた。

今朝、意を決して会社へ出発。
ハンドルを固定するの忘れ、ガクッと来た。
安全第一と肝に銘じる。

自転車は原則的に車道の左を走る。
それが、この街でも歩道を走ってるのが多いんだ。
だから歩行者とぶつかって事故を起こす。
危ない危ない。
交差点を横切るように右折するのもいるし。
ただ車道を走る自転車というのは、自動車の運転をしている身に取ってみれば、これほど気掛かりなモノはない。
いつ、転倒するか分からない。
そういう危険性を秘めている。
こちらも轍にタイヤを取られたり、砂利に乗り上げたりすると、アウトだ。

やはり信号で止まるケースが多いなあ。
休み休み、どうにかこうにか25-30分で到着。
ビルの仲間で自転車を持ち込み、警備員室の前で折りたたみ。
事情が分かったか、何も言われなかった。
会社の倉庫が車庫代わり。

しばらく、これで遊べる。

|

2008年2月29日 (金曜日)

欠航

暴風雪の影響で飛ぶはずだった飛行機が欠航になった。
羽田からの夕方の便に乗るはずだった。
天候も、ダイヤもようやく回復しつつあったのに。
出発予定時間になって、「欠航」になった。
確かに、「天候で調整中」とは案内があったけれど、そりゃないよ。
前の便は飛んでるじゃん。

手荷物検査など終えて、搭乗用ロビーで待っているところに欠航の案内。
自然が相手だから、最後は抵抗できないことは分かっているが。
無機質なアナウンスと同時に、「エーッ」とか「何で…」とか諦めともため息とも着かぬ声。
「もっと早く案内しろよ」
走りだした搭乗予定の乗客らと一緒に出口を飛び出し、出発用の窓口に向かうが、朝早くから欠航便が相次いでいたため、予約変更とキャンセル待ちの乗客が長蛇の列。
人の波。
航空券は手続きが複雑で、分かりにくいのが最大の欠点だよな。
さらに特割りとかサービスが入り組んでいて。
「こりゃダメだ。今日は帰れない」

取りあえず翌日の午後の便だけ、ネットで確保。
パソコンになれない同居人を℡でてこずらせる。
「おやじ、最近、すぐキレるんだ。携帯でやれるじゃん」と娘。
「遠いんだからしょうがないのよ。貴男がいなくても会社は動く」
…。
そんなことまで言わなくてもいいじゃない。

|

2008年2月13日 (水曜日)

週末

週末は、朝一番で近くのスキー場へ出掛ける。
駐車場が混む前に。
リフトが動くのを待って、斜面を滑る。
3時間限定と決めている。
下手くそだから、本数を滑りたい。

おじいさんと孫と思われる女の子との組み合わせ…それぞれが思い思いに滑る。
こちらでは父親と思われる男性が、小学生くらいの男の子に滑り方を教えている。
羨ましい風景だ。
引き継がれていくべき伝統だと思う。

|

2008年1月 3日 (木曜日)

成田

羽田発を使わず、成田発を使う。
成田から空港ターミナルまで単線というのがJRのどうしたんだーってところだ。
ハブ空港にしたいんだったら、アクセスをもう少し良くしないといけないだろうなあ。
国内線。
羽田より空いている。
もう少し便数が多いともっといいんだけれど。

ロビーで人物観察。
最近、出発時間ギリギリに飛び込んでくる日本人客が多くはないか?
昔はそういうのは外国人ばかりだったけれど、なんだか日本人のパンクチュアルなところも雰囲気が変わってきたようだ。
外国人のほうが、緊張しているように見える。
しっかり、列に並んでるもんな。

成田空港は基本的に国際便の使用を想定している。
空港側は本人確認にはパスポートを使っているようだ。
でも、今回は国内便だから、パスポートは持ってない。
社員証を出したら、面喰っていた。

乗務員のお姉さん。前髪の固めっぷりが凄かったんだけれど、かまってあげるとセクハラ親爺に見られそうなのも癪だから、黙っていた。
正月最初のフライトかな?
あのガチガチ具合は。
其の後、あの髪形、どうしたろう。
心配になる。

|

2007年12月29日 (土曜日)

観察

ここに住んでいる人は往々にして信号を守らない。
交差点は「車歩分離方式」の信号で、要するにスクランブル交差点みたいなものなのだ。
歩行者用の信号が「赤」でも、人は車が来なければドンドン渡る。

御上の言うことなど信じないというのなら、それはそれで「良い志だ」―と評価もできようが、いくら交通量が少ないとはいえ、町中でやられると危ない。

加えて、みんな歩くのが何故だか、遅い。
業を煮やして後ろから抜こうとするときでも、急に方向を変えて、こっちへ寄ってきたりする。
自分の歩みしか気にしていないようで、周囲が見えていない。
これらは非常に人間観察、研究として面白い。

|

2007年12月27日 (木曜日)

辞令

職場が変わった。
若い記者を管理する立場になった。
一番若い記者は、ほとんど自分の子供と変わらないぐらいだ。
自分がそれだけ歳をとったのだーその事実だけが冷酷に迫ってくる。
気持だけは変わっていないのに、この会社組織の中でもうお前の記者としての仕事は終わりだ。直視しろーと。
デスクよりひどいことになった。
他人は栄転というが、これほど惨めなことはない。
死刑判決みたいなものだ。
他人の面倒をみるためにこの仕事を始めたわけではない。
自分の興味、関心をどう満足させるか。
記事=作品を書くことで、それを表現する。
そんなことだけしかなかった。
だから、これは大転換だ。
すでに辞令が発令されて、10日余りが過ぎたが、気持ちの整理は未だについていない。
何でこうなったの?ーと。

久しぶりの単身赴任。
この環境に耐えながら飯を食っていくしか、今のところ選択肢はない。
自分が用意していなかったんdから。
甘さがあったなあ。

この冬を乗り越えれば、少しはいいこともあるさ。

|

2007年11月19日 (月曜日)

迷子

香港国際空港で迷子になったことがある。

迷子というより、パスポートチェックのゲートを通らず、あちこち歩いていたら、偶然、搭乗口に出てしまった、のだ。
外相同行で、仕事が終わって帰国するところだった。

慌てたのはこちらじゃなくて、空港職員の方だ。

飛行機の出発時間が迫っているのに、搭乗予定の日本人一人が、パスポートチェックも済んでいないと言うので、探していたらしい。
ところが、突然、搭乗口に表れた日本人は、チェックゲートを通っていない…。
どこを通ってきたのだ。
なんだ、これはということになって、ほとんど連行状態で、もう一度ゲートに引き戻された。
当たり前か。
その後、走って、走って、5分ほど遅刻して、飛行機に乗り込んだ。
思い出してみると、空港見学のグループの後ろにくっついて行ったようだ。

危ういのは、所持品を厳重にチェックして、国外(香港は国じゃないけれど)に追い出してしまえ、というのをあからさまに感じた。

わたしも、振り返ってみると、いろんなことしてるなあ。

|

2007年2月11日 (日曜日)

発光

NHKのプラネット・アース。その映像は驚きの連続。BBCの頑張り度にも頭が下がる。生物の不思議な機能美と、生命力に見とれてしまう。輪廻を感じるよなあ。素人の疑問。深海生物は発光機能を持っているモノが多いと言う。敵への威嚇に使うという。しかし、深海に住んでいて、発光、光という概念、機能というのはどうして備えられるのだろうか。そこに存在するモノより一番遠いモノだから、身に着くのか? 深海に光(だから、その概念が問題なんだけれど)がないって、どうして分かるんだろ。サメの脳みそとやゆされる元首相がいたけれど、マグロもビー玉ぐらいの脳しかないんだそうだ。魚って、考えるのかな。なんで、そこに存在しているの。高校の頃、水槽の熱帯魚を見ていて、死にたくなったことを思い出す。

|

2007年2月 4日 (日曜日)

再訪

初任地は岡山、1983年5月から85年4月まで2年間を過ごした。久しぶりに訪ねる機会を得た。政治部で行革を担当して、市内のホテルで行われたヒアリングを取材したとき以来だから、15年ぶりの訪問だ。町並みの変貌振りは明らかで、駅前にホテルが建ち、地下街も整備された。戦災から残った(と記憶しているが)岡山駅西口がキレイになって、ここにも大きなホテル。山陽新聞は柳町の本社を新しいビルにした。ただ、かつての本社の面影を残した外観にしている。警察取材などは放りっぱなしで、一日街をほっつき歩いて過ごした。たまの署周りも自転車。朝駆けとか夜回りとかとは、無縁の記者生活だった。Gパンにポロシャツ、信じられないような自由さがあった。だから、感傷的になる。世話になった人と旧交を温めた。東京から離れて、暮らすのも良い。

|

2007年1月 7日 (日曜日)

紙一重

高校生のころサッカーをかじっていて、当然、高校選手権なんてのは全く縁遠い存在だったけれど、国立のスタンドから観戦したこともある。水沼のドリブルとか、懐かしい。スタンドはガラガラだった。サッカーをめぐる日本の様変わりに驚くばかりだ。6日の八千代―盛岡商業(?だったかな)、雨中の大変な試合で、八千代のGKのオウンゴールで決着がついた。千葉県の唯一の地場産業は野球だと思うけれど、八千代、習志野だけは昔からサッカーが盛ん。なぜだろう。今度調べよう。とにかく、日本テレビのアナウンサーはうるさい。やめてほしい。その前のゲームもそうだったが、風の影響もあったのだろう。水が浮き出たセンターサークル付近はともかく、メインスタンド左側のゴール前ではボールが転がらず、右側の方はボールがスリップしていた。普通のパスでもサーッとボールが走っていく。ありゃGKは怖いよね。センターでボールが転がらないから八千代伝統の中盤のパスサッカーが封じられ(それ以前に、チームがゲームに集中してなかった。いざというときに力が発揮されない千葉県人の特長だろうなあ)、粘り強く走り回る岩手勢に勝利の女神がほほ笑んだということを、なんであの中継では言及しないのか。GKのミス。なぜ生まれたのだろう。DFの影にボールがかぶったか、足が滑ったか、距離感を見誤ったか。そういうところを分析しないで、ご当地自慢とか、お涙ちょうだいはサッカーの進歩とは無縁のモノだ。日本テレビのサッカー中継は本当に良くない。すぐにアイドルをつくりたがるし。勝敗は時の運、高校サッカーなんてどちらに転んでも紙一重の違いしかない。

|

2007年1月 6日 (土曜日)

携帯

カミさんと娘が携帯電話の機種変更をした。若かりし頃は電子器具?、新しいものに興味があって、すぐにカタログ比べたりしたこともあったが、いまではさっぱり関心がなくなった。電話できればいいんだろうと思う。どこら辺から、変わってしまったんだろう。オープンリールがカセットになったときは、ビックリした。ソニーのラジカセでCF1400だったか、小遣いはたいて買った。親父が買ってきた週刊朝日に広告が載っていたんだ。中学生の頃にはいろいろなラジオを各社が競うように売り出して、防水機能とか迷彩模様でショックに強いとか。何故かトランシーバー機能とかついてたり。その後、ウォークマンが登場して、LPがCDに代わり、MDが出た頃には、変化のスピードに追いつけず、どうでも良くなった。パソコンもFM7が家にあったけれど、マッキントッシュをいじるうちに、ワープロが出て、何がどう違うのか分からなくなってしまった。便利という言葉に踊らされ、欲望の赴くまま新しい技術に投資してきたのだろうけれど、一体何が変わったのだろう。こんなの、結局どうでもいいじゃないかというアプリケーションがどれだけあるか。不必要なものを削いでいったら、何が残るのだろう。カミさんたちが機種変更手続きをするのを待ちながら、そんなこと考えた。私といえば、マッサージチェア(何て言うのかな?)に座り、腰あたりをグリグリやられながら「おお、最近のは凄いなあ」なんて感じ入っていたのだけれど。最近のはふくらはぎまで揉んでくれるんだ。値札を見ると50万円もする。あんなの誰が買うんだろ。使わなくなったら、どうするんだろ。他人事ながら心配になる。

|

2006年11月23日 (木曜日)

社業

最近、思うのだが、同僚、同業者の人々は、誰に向かって(ウーン、何のためにかな)日々の記事を書いているのだろう。家族のため、恋人のため、友人のため、読者のため…。自分はそんな格好の良いことはいわない。自分の記事は(デスクとして手を入れる記事だけれど)、確実に自分のために(自分に向かって)書いている。それはともかく、取りあえず、恥ずべきは社内向けの原稿―という指摘は共有できるのではないか。社報とか、研修報とか。そんなことを考えさせられてしまうのは、馬鹿馬鹿しいほど社業とよばれる社内の催し物に振り回されてしまうことが増えているからだ。現場の記者が、「研修会に出ているから、記者会見に出られません」―? アホか。夕刊デスクに「打ち合わせがあるから、ちょっと出て」。「記事を出さなくて良いというのなら出ます」と答えると、「あいつは何を考えているのか分からない」。会議するために会社があるのか。「来週の予定どおなってる? 週末のニュースが薄いんだよねえ」。そんなこと知ったことか。われわれがイベントをしているわけじゃない。ないものはない。起きたことを報道するのが仕事だろう。そこにぶら下がっている事象を記事にして、可能な限り早く伝えるということが飯の種なのに、1週間も前からわかるわけない。予定が立てられないからこの仕事は面白いんだろが。若い記者の中にも、「これ独自ダネですから。ほかにニュースないでしょ」なんて売り込んでくる輩がいる。独自の視点で切れば、ベタだって「独自ダネ」じゃねえか。特に、政治記事はそうだ。メディア内で自殺行為が進んでる。自由の気風が阻害され始めている。確実に、病み始めている。この会社もそうだ。なんてことだ。

| | コメント (0)

2006年10月26日 (木曜日)

健康診断

会社の健康診断を久々に受けた。いつも考える。胃のX線撮影ほど、人権を無視したようなことはないなあーと。X線撮影車というのかどうか知らないが、バスのようなところに上がらされて。あの靴を外で脱がされるということから気に食わない。もう少し右向いて、ちょっと行き過ぎ、少し戻って。ウーン、今度は戻りすぎ、とか。右から2回回って、とか。狭い撮影用の台の上で、50に近いおっさんがパジャマのようなの着て、なんでクルクル回ってんの。自暴自棄に陥る。撮影するほうが回れよ、といいたくなる。せっかく、晩飯も朝飯も抜いて来てやったんじゃないか、って。裾が乱れると慌てて押さえたりして。誰も見てないよ。フィナーレに近づくと、頭のほうが下がりますから、脇の棒をしっかり握って??? あれ、落ちた人いないのかなあ。落ちると一回転するだろうなあ。必死でつかまっている自分に気が付き、何で俺こんな事してるのって。完全にモノと化して扱われている自分。仕上げはロボットアームみたいなのが脇から突然現れて、みぞおちとわき腹をグッと押す。これ、このまま押されて続けたら、死んじゃうぞお。技師の人に悪いことしてないはずだけど。撮影室の中で、大汗かいて・・・。ただ私、バリウムは嫌いじゃない。おっ、今日はバニラじゃなくてメロンだとか。最初に舌に乗っける炭酸ガスの発生剤もなかなか、刺激があってよい。一連の検査が終わると、これ30分ぐらいのうちに飲んでくださいと渡される下剤。下剤なんてこんなときでもなきゃ飲まないよ。それなのに、予備の分までくれて。だいたいシャツのポケットに入れっぱなしで、翌朝かみさんが一緒に洗濯しちゃうんだ。不思議と午後3時ごろになると、突然トイレにいきたくなるんだよな。ありゃ、薬の威力だ。ウーン、健康診断も人生を感じさせる。人間は一本の管だなあ。

| | コメント (0)

2006年9月30日 (土曜日)

官邸ジョーク

官邸の住人は安倍首相、塩崎官房長官、下村、鈴木両官房副長官。世耕、小池、根本、中山、山谷の5首相補佐官。9人いるのでどうせならと野球チームを作ったのだが、守備についたらみんなライトに集まってしまって、ほかの守備が空っぽに???

| | コメント (0)

2006年8月26日 (土曜日)

決め球

どんなに苦しい状況でも、外角低めに最高の直球を投げ込めるか。

自分は自信を持って投げ込める決め球を持っているか。斎藤投手の最後の1球の美しさに、私は呆然となった。

NHKまでも、早実・斎藤投手の特集を流す、なんとまあ、女子供に媚を売る、的外れなことを。

| | コメント (0)

2006年8月23日 (水曜日)

追っ掛け

追っ掛けというのが理解できない。帰京した早実チームを3000人の人々が出迎えたという。斎藤投手らに対し、黄色い声援が飛んだ(なんと、古めかしい言葉か!)という。この人たちは、あのゲームに何を見ていたのだろう。彼の投じた美しいストレートではなくて、憧れの対象は個人だったのか。よく分からない。ハンカチを渡そうとした人もいたという。なんだこりゃ? 

| | コメント (0)

2006年8月14日 (月曜日)

普通のこと

東京、千葉、神奈川の一部、約139万世帯が停電。エレベーターに閉じ込められる人や、電車が止まり、大きな影響が出た。子供のころ、停電は頻繁にあった。だから、ローソクのありかもよく知っていた。仏壇(そもそも最近は仏壇がない)の左の下の引き出し。いまや1人1台の携帯電話だが、電話だって、交換手が出て、繋いで貰うまで待っていたんだから。電気が流れていること、電話回線がつながっていること、それ自体が普通じゃなかった。便利、という言葉さえ、死語になってしまったようだが、その不自然さを忘れてしまうと、大きな落とし穴がありそうだ。

| | コメント (0)

2006年8月 3日 (木曜日)

デスク

午前1時過ぎからなんてことだ。
「確認できませんよ。出す意味がないと思います。明日、確認できてから書けばいいじゃないですか」
「どうやって確認する?」
「分かりませんよ。もう、デスク判断ですよ」ー。
珍しく(珍しくもないか)電話越しに声を荒げる出先クラブのキャップ。こちらの手元には、ディープなネタ元の情報で、いまや遅しと出稿のゴーサインを待っている35行ほどの原稿。
「絶対、確実です。でも、他の関係者から情報を確認できるはずありません」という記者の保証つきだ。確認取れというほうが無理か。
ニュースセンター(整理部)からは「どうしたの。出さないの?」と矢の催促。
「さて、どうしたものか」。もう1時半に手が届く。締め切りだ。迷うなあ。
基本スタンスはなんだ。人の生死にかかわる話じゃない。踏み込むしかないだろ。
最後はどっちの記者を信じるかだ。

「くそっ! 出すぞ」
結局、書き手のほうに表現を少し弱めたものにすることを了承してもらい、エンターキーを押す。「バシッ」
キーボードが悲鳴をあげる。今朝、NHKが追ってきた。

めっきり白髪が増えた。これがデスクの面白さ? そりゃ、あまりに不健康すぎる。そんなんじゃない。
謙虚に、謙虚にしていないと、精神に破綻をきたす。自戒の毎日だ。

| | コメント (0)

2006年8月 1日 (火曜日)

プール

埼玉県内の流水型市民プールで小2の女子が、起流ポンプの吸水口に吸い込まれ死亡するといういたましい事故が起きた。吸水口の柵が外れていた。監視員の対応も甘かったようだ。

流水プールでなくても、吸水口に足を取られ、溺れかけた経験がある。中学校の競泳用プールで、一番深いところにある吸水口のふたがずれていたのか、自分でずらしたのか。引き込まれ、慌てた。

そう、思い出した。小学校のプールで同じように溺れた子どもを、監視員をしていた祖父が飛び込んで助けたことがあった。プールの水を清潔に保つため、浄水ポンプを通過させなければならないから、水は流れている。どこにでも、思わぬ危険が隣り合わせにある。

仙台に単身赴任していた一昨年の夏。広瀬川近くの市民プールに毎日のように通った。マンションから自転車で5分ほど。少し古ぼけた50メートルプール。屋外プールでコースロープが張られていないから、波が立ちやすくて、風が強いと流されたりして…。疲れれば本を読んで時間をつぶし、午前中いっぱい過ごしていれば、2キロぐらいすぐ泳げた。残念なことに、地下鉄工事で廃止されると聞いた。水面は輝き、空は青く、中年オジサンが自由を感じた一瞬の夏。

| | コメント (0)

好奇心

小説家の吉村昭氏が亡くなった。昭和の知性のような人が、次々に鬼籍にはいる。破獄天狗争乱戦艦武蔵ポーツマスの旗長英逃亡〈上〉大本営が震えた日 …。小説に詳しくない自分でも、常に関心を持っていた人だ。関係者へのインタビューと、資料からテーマを再構成していく手法で新境地を開いた。好奇心を持ち、さらにそれを持続させる術を知っていたのだろう。79歳。合掌。

| | コメント (0)

2006年7月30日 (日曜日)

打ちっ放し

時間があれば、自宅近くの打ちっ放し、いわゆるゴルフのドライビング・レンジに出かける。どんな時間に行っても、若い人からお年よりのまで、黙々とボールを打っている。日本人は、こういうのが好きだよな。ゴルフコース回るより、打ちっぱなしだけで、ひとつのスポーツになっているんじゃないかと思う。とにかく百人百様のスウィングフォームがあって、見ているだけでも面白い。どうしてああいうフォームでボールが打てるのか、不思議に思える人もいる(フォロースルーの為にスウィングがあるわけじゃないのに、最後だけ、形が決まってるんだよなあ)。それに、ちょっと隣近所を見渡せば、いま、どういうクラブが流行っているのかも、すぐに分かる。大方、凄い高そうな最新の道具を使ってる。不景気じゃないのかしら。

人間観察するのにも非常によい。淡々と打っている人。いちいち、結果を声に出して言う人。どうしてそんなにきちっとゴルフウェアを着てくるんだーという人。逆に、暑いからといって上着脱いで、シャツになっちゃう人とか。親の仇みたいにドライバー振り回している人も。それに、教え魔。「あんたさ、トップでグリップが緩んでるから球筋が安定しないんだよ」-なんて。「はあ、済みません」とは答えておくけれど、「なんであんたに謝らなければ、ならないの」って感じ。

でも、ここにいくら投資してみても、結局はラウンドでいくつのスコアで回るか。ここは平らだけれど、コースは毎回、条件が異なる。だからゴルフは難しいし、奥が深い。打ちっぱなしのプロなんていないから。

| | コメント (0)

2006年7月23日 (日曜日)

百貨店

千葉そごうが全面的な店内改装をして3カ月ほど過ぎたのだろうか。店舗営業をしながら徐々に変えていくという手法で、期間を考えると相当かかったようだ。困ったのは、B1の食料品売り場。ここは非常に、買いにくい売り場になった。わが、同居人もこれには賛同している。ごちゃごちゃしていて、歩きにくい。大晦日などは、朝からたくさんの人が正月用品を会に殺到するのだが、他人事ながら、どうなることやらと心配する。いまどきのデパ地下はこういうものなのかな。小さな店舗を詰め込んで、縁日みたいな売り方をしている。
千葉のデパート、百貨店というと、そごう。そして奈良屋だ。千葉三越に場所を明渡し、セントラルプラザに移って、雲散霧消してしまった。日曜日になると、午後、父母とそごう、奈良屋に出かけるのが、楽しみだった。そごうも、いまのそごうの場所ではなくて、ヨドバシカメラの場所にあった。そごうの店員さんは、当時、非常に応対が優れていたのを覚えている。いまのそごうの場所には、大きな駐車場があった。フェンスが金網で、あちこち破れてた。
千葉パルコのところには、何があったのだろう、思い出せない。東千葉駅の近くにある市民会館のところに、昔の千葉駅があり、県庁に向かった通りがにぎやかだった。いまは少し淋しい、栄町。県庁のそばの帽子屋さんはどうなってるかなあ。セントラルプラザの本屋も随分、使わせてもらった。

| | コメント (0)

2006年6月17日 (土曜日)

地図

網野義彦著、日本社会の歴史〈上〉 岩波新書の冒頭に掲げられた環日本海諸国図。富山県が作成したもの。南北を逆というのか、東西を逆というのか、いずれにしても中国大陸側から日本列島を眺める。東京の先、太平洋を隔てた向こうに米国がある。不思議なもので、世界地図というのは必ず、自分の国を真ん中に書く。日本が極東と呼ばれたのは、大英帝国を真ん中に書いたからだ。一般的な日本「製」の世界地図だと、太平洋がまともに目に入ってくるから、島国、海洋国家というイメージが強い日本だけれど、この環日本海諸国図を見ると、北東アジアの出先みたいなものだと意識できる。北海道と樺太の近さ、東北地方と中国北部、九州と朝鮮半島、沖縄と台湾。中国人に言わせると、文化は西から東へ流れていくものだそうだ。韓国人に言わせると、其の流れは変わってしまっているのだというと、中国人は激怒するとか。視点を変えると、見えてくる物事もある。

| | コメント (0)

2006年5月 8日 (月曜日)

分裂の苦悩は深まる

亀井勝一郎著「現代史の課題」が岩波学術文庫から出た。久しぶりに、読み直す。現在もこの国は、東洋、西洋それぞれの「飛び地文化圏」である二重性、その分裂の悲劇から脱却できていない。逆にその苦悩は、深まりつつある。戦前はその防御策として、国内統一の精神的支柱として天皇帰一、天皇神聖化を持ち出した。天皇の「名」を利用して、一大政治的無責任体制を敷いた。在日米軍再編、靖国神社参拝問題など、いまの状況を居心地の良いものと受け止める者はないだろう。だからこそ、この国は亀井氏の指摘する「擬似宗教国家」の桎梏から逃れられないのではないかとの懸念を抱いてしまうのだ。

| | コメント (0)

2006年5月 7日 (日曜日)

追い込む

いま桂枝雀を思う。自ら命を絶ち、99年4月亡くなった。笑いと死の落差。なぜ、そこまで自分を追い込んだのか。病とはいえ、才能か、宿命か。心の奥の闇の深さは、計り知れない。

| | コメント (0) | トラックバック (0)